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2008年2月22日 (金)

酔狂ですが…:裁かれたくない /大分(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

リンク: 酔狂ですが…:裁かれたくない /大分(毎日新聞) - Yahoo!ニュース.

「年端もいかぬ素人に短時間で裁かれた日には、とても成仏できますまいよ。」
 これが市民感覚というものですね。裁判員制度についての世論調査はいくつか行われていますが、いずれも7割方は裁判員になりたくないという結果ですね。自分がなりたくないということはそんなもので裁かれたくない、つまり裁判員制度に反対だとみるべきでしょう。一般の方と話をしていても裁判員制度については不安の声をよく聞きます。それでも政府も日弁連も裁判員制度を何が何でも導入しようとしています。
 私も被告人が裁判員裁判と職業裁判官による裁判を選べる選択制をとり、かつ市民が裁判員になることを断れる制度であれば、それなりに意味のある制度だとは思います。自ら選択したのであればあきらめもつくし自己責任でしょう。また断れるのに自ら参加した以上は、裁判員に重い負担と守秘義務を負わせることも合理的でしょう。しかし今の制度は一定の重い事件は全て裁判員制度が強制される、市民は裁判員に選任されればそれを断ることはできず、重い責任と義務を負わされるのです。しかも被告人は3~5日という短時間で裁かれてしまうのです。いくら何でも問題点が多すぎると思います。
 ところで、弁護士人口激増政策については、それを望む国民の声があることすら実証されていません。少なくとも私は一般の市民の方から弁護士を増やすべきだという声を聞いたことはないし、仙台弁護士会にもそんな投書も電話もかかってきません。それでも国は強行し、日弁連も追随しています。逆に裁判員制度は国民がそんなものには参加したくないと意思表明しているのに強行されようとしています。何か変だと思いませんか。つまり国も日弁連も自分たちに都合が悪ければ国民の声など無視するし、国民が望んでいるかどうか分からないことでも、勝手に推し進めてしまうのです。
 彼らの言う「国民」という言葉に騙されてはいけません。いまだかつて、どんな悪法も政府が「国民のためになりませんが」と言って制定したためしはありません。どんなに悪い政策でもみな国民が望んでいるのだからとされて行われてきたのです。
 弁護士会、特に日弁連というところは「国民の声」とか「国民の理解」とかいうのが大好きです。だから「国民の声に反する」とか「国民の理解を得られない」とか言われると、途端に思考停止に陥ってひれ伏してしまいがちです。私はそういう方達を「国民教信者」と呼んでいます。「国民教信者」には理屈が通らないので困ったものです。
 また書きすぎてしまった。弁護士会から懲戒されるかも。
   

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