フォト

« 過払い返還請求トラブル急増…日弁連が異例の指針(読売新聞) - Yahoo!ニュース | トップページ | ITJ法律事務所が協力弁護士募集 »

2009年10月 8日 (木)

仙台市議会海外視察  議員14人税金1400万円使ってまた海外旅行

[仙台市] ブログ村キーワード

[仙台市議会] ブログ村キーワード

仙台市議会海外視察費訴訟
 「仙台市議会が2006年度に実施した2件の海外視察をめぐり、仙台市民オンブズマンが経費計約900万円を当時の市議9人に返還させるよう奥山恵美子市長に求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は18日、4人に計約13万円を返還請求するよう市長に命じた一審仙台地裁判決を取り消し、オンブズマンの請求を棄却した。小野貞夫裁判長は「予備日を確保したのは合理的で、イタリア視察は行程を不当に1日延ばしたと評価はできない」と判断した。
  訴訟の対象は、06年5月のトルコ・エジプト・ギリシャ視察(5人)と、10月のイタリア視察(4人)。両視察とも1人当たり約100万円の旅費が支払われ、オンブズマンが9人に経費計約900万円を返還させるよう奥山恵美子市長に求めていた。小野裁判長は、一審判決が「個人の知識や資質を養成するだけのもので、行程を不当に1日延ばした」と認定したイタリア視察最終日について、「急な予定変更も予測され、予備日(最終日)の確保は合理的。行程を不当に延ばしたとは評価できない」と指摘した。オンブズマンの「調査結果報告書に表れた成果で視察の必要性を判断すべきだ」とする主張についても、「議会の裁量の性質や幅の大きさを考えると採用できない」と退けた。
  「目的との関連性が明確でない視察も有益」「時差を含めた体調管理などに対応できるよう、相当余裕を持った日程も許される」。18日の仙台市議会海外視察費返還請求訴訟の控訴審判決は、議会の裁量権を大幅に認め、議会が必要と判断しさえすれば、議員がほぼ無条件に海外視察できる「お墨付き」を与えた。
 市議会は昨年3月、海外出張要綱とその運用方針を改正した。市政との関連性や視察目的の明確化を盛り込み、詳細な視察計画策定を義務づけるなど改善が見られた。半面、任期中に100万円を上限に1人2回以内だった視察回数を1回にしながら、上限額を変えなかったため費用単価が上がるなど、後退とも取れる点があった。要綱の視察目的の規定から「市政課題の解決に資する」との文言も削除した。「議会としての成果が、調査結果報告書に表れていなければならないとの主張は採用できない」とした判決は、市政との関連性が低い視察を許容し、報告書の出来栄すら問わないことを追認した形だ。千葉や静岡など全国の政令市では、海外視察を凍結する例も増えている。
 仙台市議会の海外視察は、今回の訴訟が提起された07年度は実施されなかった。08年度は、欧州視察の計画を議決後に「諸事情」で中止したが、本年度は10月にベネルクス3国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)と、フランス・イタリア・スイスの2視察で計14人が渡航する予定だ。」と報じられている。

  仙台市の市議会議員14名がまた海外視察に行くことになった。費用の上限は1人100万円なので、これまで通り使い切ると合計1400万円になる。仙台市の財政は危機的状況で、前市長は経費節減のためにエルパークなどを廃止しようとさえした。リーマンショック以降の大不況によって今後市税収入の激減も予想されている。議員の海外視察自体の是非論は別にしても、こんな時に1人100万円もかけて14人も行く必要がどこにあるのだろう。提訴後去年一昨年と行かなかったので流石に反省したのかと思っていたらとんでもない。仙台市議会には自浄能力はゼロのようだ。議会の議事録を見たら共産党の議員だけは、今の財政状況の下で行く必要はない、どうしても必要なら政務調査費を使っていくべきだと反対討論していた。別に共産党のシンパではないが、それが普通の感覚だろう。
  行き先にしても06年がトルコ・エジプト・ギリシャ、イタリアで今度は、ベネルクス3国とフランス・イタリア・スイスだ。なんで毎回観光地にばかり行くのか。1人100万円というのもべらぼうだ。ヨーロッパ10日間で30万円位のパック旅行はいくらでもあるだろう。ビジネスクラスを使って、通訳とガイドを雇って、専用バスを借り切ると100万円位になってしまうという。しかし議員だからといってビジネスクラスを使う必要はどこにもない。ガイドがいるんだから専用バスなど借り切らずタクシーで移動すればよい話だ。実際は、予算の上限まで使わなければ損というせこい発想だろう。市民の税金を使わせてもらっているのだからなるべく節約して、余った分を次年度の予算に繰り入れようとは思わないのだろうか。
  議員の海外視察は多くの自治体で廃止や凍結がされているが、それによって何か支障が生じているなどという話は聞いたことがない。仙台市議会議員だけが海外視察をしないと議員としての務めを十分果たせないということはあるまい。一度握った議員としての役得、特権は絶対手放さないということなのだろう。
  マスコミも裁判の報道をするだけで、新たな海外視察について何も言わない。タクシーチケット問題で梅原市長の首を取ったのにどうして議員には甘いのだろう。同行取材して本当に1400万円もの税金を使う意味があるのか検証してはどうか。

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 仙台情報へ
にほんブログ村

« 過払い返還請求トラブル急増…日弁連が異例の指針(読売新聞) - Yahoo!ニュース | トップページ | ITJ法律事務所が協力弁護士募集 »

仙台市民オンブズマン」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/522409/31703856

この記事へのトラックバック一覧です: 仙台市議会海外視察  議員14人税金1400万円使ってまた海外旅行:

« 過払い返還請求トラブル急増…日弁連が異例の指針(読売新聞) - Yahoo!ニュース | トップページ | ITJ法律事務所が協力弁護士募集 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ
2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31