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2010年1月21日 (木)

裏金にまみれた検察を怖がるな

リンク: <鳩山首相>「熱っぽい行動控えるべきだ」 党内検察批判に(毎日新聞) - Yahoo!ニュース.

<鳩山首相>「熱っぽい行動控えるべきだ」
 党内検察批判に鳩山由紀夫首相は20日夜、民主党内で高まる検察批判について「党も捜査の行方を冷静に見守るべきだ。あまり熱っぽく行動することは控えて冷静にした方がいい。そう求めたい」と述べ、党代表として沈静化を図る考えを示した。首相官邸で記者団に語った。

 やっぱり鳩山はボンボンだね。今戦わないと小沢も民主党は検察庁に潰される。石川容疑者の供述内容が次から次へと報道されているが、取調官以外誰も知りようがないのだから検察庁がリークしていることは明らかだ。これは国家公務員法に違反する秘密漏洩罪であり犯罪であることは間違いない。検察庁はこの秘密漏洩罪で今までいったい何人の公務員と共犯とされる民間人を逮捕起訴して口封じしてきたと思っているのか。被疑者の供述内容をリークして、それに対する世論の反応を見ながら捜査方針を決めるのは検察の常套手段だが、秘密漏洩罪に該当する以上そんなことは許されるべきではない。
 そういうことをやっておいて自らの情報について情報公開を求められるととたんに「捜査の秘密」を盾に一切の情報公開を拒んできたのが検察だ。そうやって自らの100億円に上る調査活動費を名目とした裏金を隠し続け、幹部の遊興費に費消してきたのである。
 国家公務員の義務である守秘義務違反が明白である以上きちんと検察幹部を国会で証人喚問して追求すべきだ。戦わなければ小沢は逮捕起訴されるだろう。悪人面の小沢がそうなれば国民は拍手喝采するかもしれないが、もう二度と検察には手が出せなくなる。取り調べ過程の録画などは吹き飛んで、これまで同様検察の自白強要による冤罪が繰り返されることになる。
 今の検察には政治的野心がないのでまだ救われるが、戦前において体制を批判する者を片っ端から治安維持法違反で逮捕起訴し、戦争に導いたのは当時の検察である。いつ昔のような思想検察に逆戻りするか分かったものではない。誰も怖くて手が出せない、批判もできない、裏金は使い放題というような組織を存続させるべきではない。検察は政治家が考えているほど強い組織ではない。私は検察と警察の裏金疑惑をめぐる裁判で検察官と警察官の証人尋問を経験した。しかし、両者の対応には歴然とした違いがあった。検察官は賢いし組織防衛の意思も強固ではないから決して後で偽証罪に問われかねないような嘘は言わない。「私の知る範囲ではありません。それ以外のことは分かりません」と答えるだけだ。警察官は違う。平気で嘘を言う。地べたを這いずり回って生きている警察はやはり強い。それだけ利権構造も強固なのだが。検察の場合は幹部の国会への証人喚問と人事権発動をちらつかせるだけで必ず勝てる。民主党には民主主義を護るために頑張ってもらいたい。その上で民主党には是非最も腐敗した官僚組織である警察にメスを入れてもらいたい。

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