フォト

« 仙台空港アクセス線 甘い需要予測で破綻寸前 | トップページ | 鯨料理専門店一乃谷が閉店 »

2010年2月27日 (土)

仙台市がアンパンマンミュージアムに2億円出資 そんな必要あるのか

  仙台市は仙台水族館への10億円の出資を一旦決めながら、会社の資金調達が困難になったことを理由に急遽取りやめた。
  仙台市は懲りずに「アンパンマンミュージアム」への2億円の出資を決めたようだ。進出の候補地となっているのは、宮城野区鉄砲町の仙台駅第二土地区画整理事業地内の市有地約8000平方メートルの一部。市が文化施設を建てる目的で取得したが、財政難などから用途が決まらないままになっていた。市は地元町内会などにミュージアム誘致の方針の説明を始めた。「健全で夢のあるミュージアムは、仙台駅東口ににぎわいをもたらす」(都市整備局)とされている。
   仙台市議の村上一彦議員のブログでは「2月議会で仙台市東口に誘致するアンパンマン・ミュージアムに2億円を拠出することになっているため、横浜にあるアンパンマン・ミュージアムに行ってきました。設立3年がたっているのにもかかわらず盛況のようでした。年間100万人の入場者があり隣にあるアンパンマンに関するショップの売り上げも上々で大黒字のようでした。100人以上の雇用も見込まれるため仙台市としては是非来ていただきたい事情はあります。ですが、すでにある横浜、名古屋の自治体は1円も拠出していないことや2億円はあくまで投資であり後で戻ってくるお金なのかなど精査、議論しなければならないことがあります。2月議会で議論してまいります。」とされている。ちなみに村上市議は政務調査費でアンパンマン・ミュージアムに行ったのだろうか?きちんと聞き取り調査をしてきたのなら問題ないが、見るだけなら自費で行くべきだろう。
  総事業費は20億円でその内7億円が地元負担とのことだが、横浜市と名古屋市は1円も出していない。どうして仙台市だけが出資しなければならないのだろうか。需要予測に不安がないなら自治体に出資を求める必要などないのでは。
  仙台市は、財政難で自前での公共施設建設は無理、かといって遊休地のまま保有しているわけにはいかないので誘致したのだろう。こういうどうしても建築したいという場合には往々にして需要予測は甘くなる。本当に精査して決めたのか甚だ疑わしいものだ。横浜は年間入場者数100万人だそうだが、仙台と横浜・名古屋では都市自体の規模も、周辺人口も、観光客数も全く違うので入場者数の予測にそのまま使えるわけではない。いったいどうやって需要予測を立てたのだろう。地元負担分の借入金について損失保証契約などしていないだろうか。需要予測の資料を見てみたいものだ。

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 仙台情報へにほんブログ村
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へにほんブログ村

« 仙台空港アクセス線 甘い需要予測で破綻寸前 | トップページ | 鯨料理専門店一乃谷が閉店 »

仙台市民オンブズマン」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/522409/33556827

この記事へのトラックバック一覧です: 仙台市がアンパンマンミュージアムに2億円出資 そんな必要あるのか:

« 仙台空港アクセス線 甘い需要予測で破綻寸前 | トップページ | 鯨料理専門店一乃谷が閉店 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ
2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31