フォト

« 「企業と提携する仙台弁護士会の広報活動」について | トップページ | 法務省所管法人、元最高裁判事に破格条件で融資 »

2010年4月13日 (火)

厚労省室長、ウソ異動情報伝え部下から百万詐取

リンク: 厚労省室長、ウソ異動情報伝え部下から百万詐取(読売新聞) - Yahoo!ニュース.

 厚生労働省は13日、部下である男性職員にウソの人事異動情報を伝え、100万円を受け取ったとして、統計情報部企画課の統計企画調整室長(56)を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。
 室長は同日付で大臣官房付とされた。室長は「急にお金が必要になった。取り返しのつかないことをしてしまった」などと話し、同日、依願退職した。厚労省は「処分歴はなく、本人も反省している」として告発しない方針という。 

 私には役所のこういう考えが理解できない。立派な詐欺罪で金額も100万円と多額だ。処分歴がなく、本人が反省していれば刑事責任を問わなくてよいという考えだが、それで済むなら警察などいらない。一般市民であれば間違いなく逮捕されるだろう。
 告発して捜査を遂げた上で検察官が起訴不起訴を決めるのが当然であって、公務員の犯罪行為を認識しながら告発すらしないなどということは許されない。警察は告発がなくとも独自に捜査すべきだろう。
 しかも停職3ヶ月というのも甘い。民間企業なら即クビで退職金など出さない。この室長は依願退職だから退職金は満額支給だ。55歳の管理職だから相当な金額になるはずだ。当然これは全て税金で賄われる。盗人に追銭とは正にこのことだろう。
 名前を公表しないのも不当だ。弁護士だったら懲戒処分を受けた場合、戒告処分であっても官報に名前が載る。結局この室長は100万円を詐取しながら、単に自己都合で依願退職したのと何ら変わらないことになる。
 本件は部下から100万円を詐取するという重大案件なので公表したのだろうが、おそらく公務員の公表されない犯罪行為や、処分すら受けない不祥事はたくさんあるのだろう。甘い処分や不祥事の隠蔽を続けていると公務員を見たら泥棒と思えということになりかねない。

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 仙台情報へにほんブログ村
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へにほんブログ村

« 「企業と提携する仙台弁護士会の広報活動」について | トップページ | 法務省所管法人、元最高裁判事に破格条件で融資 »

事件・裁判」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/522409/34206318

この記事へのトラックバック一覧です: 厚労省室長、ウソ異動情報伝え部下から百万詐取:

« 「企業と提携する仙台弁護士会の広報活動」について | トップページ | 法務省所管法人、元最高裁判事に破格条件で融資 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ
2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31