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2010年7月 2日 (金)

「ザ・コーヴ」東北の映画館でも上映見合わせ相次ぐ(産経新聞) - Yahoo!ニュース

リンク: 「ザ・コーヴ」東北の映画館でも上映見合わせ相次ぐ(産経新聞) - Yahoo!ニュース.

 和歌山県太地町のイルカ漁を批判したアカデミー賞受賞作の米ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」の上映中止が相次いでいる問題で、東北地方でも上映を予定していた仙台、山形、青森の3つの映画館が上映を見合わせることが15日、分かった。
 フォーラム仙台(仙台市青葉区)によると、26日から上映することをホームページなどで告知。今月3日と4日に東京や大阪の3つの映画館が中止を決めると、上映中止を求める抗議電話が数本寄せられたため、配給会社「アンプラグド」(東京都目黒区)と協議し、26日からの上映は当面見送ることにした。青森松竹アムゼ(青森市)やフォーラム山形(山形市)でも、同様の対応をとったという。
 フォーラム仙台の担当者は「抗議があったからではなく、大都市で中止が決まったので、静観する立場を取った」と説明。アンプラグドは「全国の劇場と前向きに協議を進めている」としている。

 私はイルカ漁に賛成だし、イルカを食べて何が悪いと思っている。イルカ漁とは比較にならないほど大量の牛を殺して毎日食っているアメリカ人がこんな映画を作ってイルカ漁禁止を訴えるのは全く筋の通らない幼稚な考えだと思う。そんな映画がアカデミー賞を取ってしまうのも理解できない。太地町の三軒一高町長が「イルカ漁は何ら違法ではない。地域の伝統や実情を理解した上で、相互に食文化を尊重する精神が必要だ」と話すのは正論だろう。
 しかしそのことと映画の上映中止は別問題だ。映画館も映画配給会社も、この映画は上映する価値があると考え、また見たいと考える観客がいると判断したから上映を決めたのだろう。それが上映中止を求める抗議電話が数本寄せられただけで上映中止にするとは信じ難い。表現の自由の価値をどのように考えているのだろう。映画館も映画配給会社も、表現の自由があって初めて存在できるのであるから少しはそれを護ろうという気概があってもよいと思うのだが。
 上映中止を求める団体も幼稚としか言いようがない。「反日的な映画だ、日本の文化を理解しない」というのが中止を求める理由だろうが、もしそのとおりの映画であれば観客は皆反感を持って帰るだろう。映画に対する評価は特定の者が決めることではなく、観客が決めることだ。抗議行動をちらつかせて自らの価値観を押しつけようとするのは、イルカ漁を一方的に残酷だと決めつけるこの映画と同じ偏狭な考えだ。反日を言うならいまだに沖縄を「占領」し続けているアメリカの大使館に対して抗議行動をすべきだろう。
 17日に予定していた明治大学での学生向け上映会も、大学側から「授業に支障をきたす恐れがある」として、会場の貸し出しを断られたために中止されたようだ。二昔前なら大学がこんなことをしようものなら学生が黙ってはいなかっただろうが、今の学生は大学に抗議することすらしないようだ。今の大学生にとって「表現の自由」は護るべき価値ではないということなのだろうか。 

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