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2011年5月19日 (木)

5月17日 三つのメルトダウンは未知の世界 小出裕章 « 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ

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5月17日 三つのメルトダウンは未知の世界 小出裕章

MC:
 それと、溶け出した燃料というのは、今どんな形、どんな状況になっているのですか。イメージが湧かないのですが。
小出氏:
 私も良く解りませんが、最近になって東京電力が言っているように、もし1号機の炉心が全て露出していたという事が本当であれば、炉心は必ず溶けている、と私は思います。溶けてしまえば、原子炉圧力容器と言っている、厚さ16cmもある鋼鉄製の圧力容器の底に流れ落ちます。そして、流れ落ちた時には、もう要するに圧力容器の底が抜けている訳ですから、底が水も漏れてしまっている訳だし、溶けた燃料がその穴を通して格納容器の底に落ちていると思います。ただし、格納容器の底には水があったはずです。そうすると、プールの中に溶けたウランが落ちるような形になる訳で、私のイメージとしては、アンパンですね。それで、アンコの部分が溶けたウラン、そしてその周りは水に浸かっているためにクラスト状に固まっているのではないかと思います。
MC:
 クラスト状に固まるって、すみません、どういう事ですか。
小出氏:
 要するに、溶けたウランが、一度下に落ちるのですけれども、それがまた水に冷やされて、水と接している部分だけが固まる、溶けない、個体になる、という状態になっているのではないか、と思います。ですから、外側が個体で、中に溶けた部分がある、と。
平野氏:
 だけど、その溶けた部分は依然として高い熱を持っているという可能性はあるのですね。
小出氏:
 そうです。それで、その高い熱を持っている部分が、もし格納容器の鋼鉄の部分に接してしまうような事になると、  鋼鉄は1400℃から1500℃で溶けてしまいますので、鋼鉄に穴が開くと思います。そして、そうなってしまうと格納容器に溜まっている水が、格納容器の外に流れ出して行くという事になると思うのですが、既に原子炉建屋の中には何mもの深さで約4000トンの水が溜まっていると、東京電力が言っている訳で、もしそれが本当であれば、今私が聞いて頂いたように、格納容器の鋼鉄に既に穴が開いていて、そこから、溶けたウランと、それから次々と外から入れらる水が溢れて来て、建屋の地下に流れ込んでいる、という状態だと思います。
MC:
 しかし、それでも水は入れ続けなければいけないですね。
小出氏:
 そうです。入れれば入れるだけ、また溢れて来て、作業自体を困難にするという事になっています。

 結局この先どうなってしまうのでしょう?

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