フォト

« 千葉、茨城で土壌から通常の400倍セシウム筑波大調査 1平方メートルあたり160万ベクレル未満の汚染地帯では作付け可能 | トップページ | 福島第1原発:80キロ以遠の放射線マップ公表…文科省  一応仙台は大丈夫のようだ »

2011年6月17日 (金)

福島の学校プール授業、問題なし…文科省  一夏プールに入らないと福島の児童生徒にどのような健康被害が生じるというのだろう?

リンク: 福島の学校プール授業、問題なし…文科省が見解 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

  福島第一原発事故の影響で、福島県内の学校でプールの使用を取りやめる動きが相次いでいる問題で、文部科学省は16日、「プールを使用して問題ない」とする見解を同県教委などを通じ同県内の学校に伝えた。
  同省では個々のプールの放射線量は把握していないが「常識的に考えて問題ないと判断した」としている。学校側から要望があるプール使用に関する基準については今回は示さなかった。
 同省によると、福島県内の水道水からは5月中旬以降、放射性ヨウ素や同セシウムなどが検出されない状態が継続している。同省はまた、水泳の授業を行って児童が浴びる放射線量を試算。〈1〉授業中30分間は1キロあたり10ベクレルの放射性物質が含まれる水の中にいる〈2〉15分間は空間放射線量が毎時1マイクロ・シーベルトのプールサイドにいる〈3〉プールの水を200ミリ・リットル誤って飲む――などの条件で15回授業をした場合、積算放射線量は6・1マイクロ・シーベルトになったという。

 個々のプールの放射線量は把握していないが「常識的に考えて問題ないと判断した」そうだが、文科省の言う「常識」とは何なのだろう?常識とは「誰にでも極めて容易に分かること」だと思うが、それが分からないから福島県内の学校でプールの使用を取りやめる動きが相次いでいるのだろう。プールの放射線量も把握せず、プール使用に関する基準も示さずに「常識的に考えて問題ないと判断した」では禅問答のようなものだ。
  水道水からセシウムなどが現時点で検出されていないようだが、今後梅雨で大雨が降ることが予想されるのであって今後も検出されない保証はない。大雨が降れば空中の放射線物質は地上(プール)に落ちてくるし、強風が吹けば地表の放射性物質がプールに入る。文科省の試算の前提となる数値が正しいかどうかなど誰にも分からないことだ。結局文科省の「常識」とは水道水から現時点でセシウムなどが検出されないから、「プールを使用して問題ない」と言っているだけで説得力があるとは思われない。
  また百歩譲って仮に文科省の試算が正しいとしても積算放射線量が増えることに変わりはない。できる限り児童生徒の被曝量を抑えようとしている時にプール授業を行う必要性があるのだろうか。一夏プールに入らないと児童生徒にどのような健康被害が生じるというのだろう?別の体育の授業を行えばよいだけのことだ。「確実なことが分かっていない今の時点で何も無理してプール授業を行う必要はない」というのが国民の「常識」だと思うが。

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 仙台情報へにほんブログ村
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へにほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 宮城県情報へにほんブログ村

« 千葉、茨城で土壌から通常の400倍セシウム筑波大調査 1平方メートルあたり160万ベクレル未満の汚染地帯では作付け可能 | トップページ | 福島第1原発:80キロ以遠の放射線マップ公表…文科省  一応仙台は大丈夫のようだ »

福島原発事故」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/522409/40433214

この記事へのトラックバック一覧です: 福島の学校プール授業、問題なし…文科省  一夏プールに入らないと福島の児童生徒にどのような健康被害が生じるというのだろう?:

« 千葉、茨城で土壌から通常の400倍セシウム筑波大調査 1平方メートルあたり160万ベクレル未満の汚染地帯では作付け可能 | トップページ | 福島第1原発:80キロ以遠の放射線マップ公表…文科省  一応仙台は大丈夫のようだ »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ
2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31