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2012年1月20日 (金)

仙台弁護士会でも事務所の規模拡大が進んでいる 弁護士6人以上の法律事務所は10人2、8人1、6人2 弁護士間の競争を意識してのことだろう

  1月は新入会員からの挨拶状が次々送られてくる。それを見ると仙台弁護士会でも事務所の規模拡大がずいぶん進んでいるようだ。ネットでざっと見てみたら所属弁護士が5人以上の法律事務所は10人名2、8人1、6人2、5人2のようだ。弁護士増員が始まる前は労働系の共同事務所を除けば3~4名の事務所がいくつかあった程度なので急速に規模拡大が進んでいると言える。
  これまではイソ弁をとる事務所も、ボス弁1人イソ弁1人で、3~5年くらいでイソ弁が入れ替わるというのが普通だった。最近の傾向ではイソ弁がそのままパートナーになってさらに1~2名のイソ弁をとる事務所が多くなった。だから弁護士3~4名の事務所は珍しくなくなった。今後は弁護士1人の事務所は少数派になるかもしれない。 3~4名の事務所が増えた理由の一つにはイソ弁が独立開業しづらくなったことがあげられる。事務所を維持するには最低でも年間1000万円くらいの経費が必要だ。これに自分の所得を加えると、1500万円くらいの売上がないとやっていけない。イソ弁にとってはなかなか独立の踏ん切りをつけにくい状況にある。それならパートナーになって事務所経費負担した方が得だし、ボス弁としても、イソ弁でずっと居られるのは困るが、経費負担してくれるパートナーなら居てもらった方がよいと考える場合も少なくない。これが3~4名の事務所が増えている理由の1つだろう。
  6名以上の事務所が増えたのは弁護士間の競争を意識してのことだと思う。病院でも患者からすれば大きな病院の方が治療水準が高いと思いがちだ。法律事務所も同じで、依頼する側からすれば1人の事務所よりは5人、10人いる事務所の方が安心感があるだろう。今後弁護士間の競争が激しくなることは間違いない。規模を拡大している法律事務所は、おそらくその辺を意識しているのだと思う。
 事務所の規模拡大を進めている弁護士の中には弁護士増員政策に積極的な方もおられる。このような言行が一致する先生は立派だと思う。素直に敬意を表したい。他方A級戦犯と目される方でイソ弁を採ろうともしないあるいは積極的な規模拡大をしようとしない方もおられる。そういう言行不一致な方は恥ずかしくないのだろうか。もし経済的事情でイソ弁がとれないならせめてノキ弁くらいは受け入れるべきだろう。

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