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2013年2月 7日 (木)

法テラス宮城事務所はやはり一部免除申請を認めなかった もう二度と法律扶助は使いません

  前の「法テラスはやっぱり官僚的」の記事で書いた事案について今日法テラスから終結決定が出された。立替金72万6000円は全額即時償還、成功報酬は代理人のご厚意によりなしという内容だ。職員からのFAXで予想はしていたが、内心所長が決裁する段階で考え直してもらえないかなという淡い期待は持っていた。
  決定書きには単に契約書及び説明書に記載のとおり全額即時償還と書かれているだけで、どうして業務方法書第65条を適用できないのかの理由の記載はない。こちらは全額即時償還が原則であることを前提として、例外規定に基づく一部免除の申請をしているのに。やっぱり法テラスは問答無用の官僚組織のようだ。
  代理人のご厚意により成功報酬はなしとされた。「厚意」を辞書で引くと思いやりのある親切な心とある。その「厚意」を法テラスに求めることは無理なのだろうか。別に私は辞退したくて辞退したわけではない。子宮内胎児死亡のケースは過去の判例では全面勝訴でも認容額は200~500万にとどまる。困難な医療過誤訴訟を2年以上かけて鑑定までフルコースでやったのだから費やした時間は膨大だ。しかも県外の事件で交通費は自腹。それで200万円で和解したのだから成功報酬をもらって当然だと思う。普通にお金のある依頼者であれば元もと鑑定費用は実費として必要になるのだからその負担は考えずに成功報酬をもらうと思う。しかし生活保護を受けている依頼者からもらうのは抵抗があるので、一部免除を得てその範囲内で成功報酬をもらおうと思ったのだが。まあ私のつまらない「厚意」で報酬を辞退したのだから、その点に関しては法テラスに文句を言うのは筋違いだが。
  法テラスになってからは医療過誤事件に限らず一般事件でも法律扶助を使うことはほとんどなかった。一括で費用を準備できない依頼者の場合は長期分割で対応するようにしてきた。ただ医療過誤事件では鑑定が予想されるので、生活保護を受けている依頼者の場合は法律扶助を使わざるを得なかった。しかしもう法律扶助を使うのはやめた。現在扶助事件が1件係属中なのでそれが終了したら速攻で契約解除しよう。法テラス相手に余計なストレスを感じるくらいなら扶助など使わない方がよほどスッキリする。

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