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2014年1月27日 (月)

司法改革路線に反対し続けてきた武本夕香子氏が兵庫県弁護士会会長に無競争で当選 

  武本夕香子氏が兵庫県弁護士会会長に無競争で当選した。武本氏は昭和38年生まれの50歳、弁護士登録は平成8年だから司法修習は48期。平成24年に副会長をやったばかりなので普通なら会長になれる期ではない。それが無競争で当選したのには理由がある。
  武本氏は、2008年に「法曹人口問題についての一考察」という論考を発表し、司法試験合格者数大増員と法科大学院制度を中核とする司法改革路線に反対し続けてきた。2013年には共著「司法崩壊の危機 弁護士と法曹養成のゆくえ」を発刊。法学部の不人気、法科大学院志願者の激減と予備試験への集中、法科大学院生・修習生が抱える高額の借金、弁護士過剰と就職難を指摘し、このままでは司法は衰退するとして、弁護士人口の適正化と法曹養成制度の抜本的な見直しを訴え続けてきた。
  蓋を開けてみれば司法改革推進派は対立候補を立てなかった。いや立てることができなかったのだと思う。何故なら彼らは主流派ではあっても、もはや多数派ではないからだ。対立候補を立てても勝てないと踏んだのだろう。
  多分状況はどの単位会も同じだろう。ただなかなか期を飛び越えて会長に立候補する勇気は出ないものだ。諦めの気持ちも強い。ブログで吠えるしか能のない私としては忸怩たるものがあるが、諦めずに戦い続けようとする武本氏には心から敬意を表する。
  もうすぐ日弁連会長選挙が行われる。日弁連全体でももはや司法改革論者は多数派ではない。それは弁護士であれば誰しもが実感していることだと思う。しかしそれでも彼らは主流派として日弁連を牛耳れるのだから弁護士界とは全く不思議な世界である。日弁連会長は、事実上派閥間の談合で決まる(と言われている)のだから一昔前の自民党のようなものだ。立候補者の公聴会に閑古鳥が鳴くのも当たり前だ。

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